漆器は木や紙などで作った素地に漆を塗り重ねて作られる、日本や中国などの東洋で発展した長い歴史を持つ工芸品で、骨董品のコレクターたちの間でも大変な人気があります。
漆器には薄く研磨した貝殻をはめ込む螺鈿や、漆で描いた模様の上に金粉や銀粉をまいて磨くなどして模様を作る蒔絵、刃物で彫った跡に金箔や銀箔を押し込む沈金などの独特の技法があり、
それらを施した品々は骨董品買取の世界で特に高い人気を持っています。
骨董品でなくても、現在漆器は高級品として扱われています。
産地や技法によっては、日常に使うのには勿体ないほどの値がついているものもあります。
いまや漆器は年代を重ねなくても工芸品として高い価値を持っていると言えるでしょう。
骨董品買取には一般の人にはわかりづらい鑑定の基準があり、また業者によって鑑定額に大きな開きができることもあるので、漆器を買取に出す場合にはしっかりとした鑑定をしてくれる業者を選ぶことが肝心です。
特にあなたご自身が骨董品に詳しくない場合。言い値で買取をしてしまうとことも一般的です。それが本当に正しい評価であるのか。
判断しようがないからです。こうした買取にまつわるトラブルはけっして少なくはありません。
ただ同然で買い取られたものが実は価値の高いものだった。
勝手に売却してしまい親類とトラブルになった。
といったトラブルは枚挙に暇がありません。
ですからきちんと買取をしてほしいと思ったら、信頼できる業者を見つける必要があるのです。